「犯罪心理学者は見た 危ない子育て」
著者:出口保行
ニワトリには、中学生と高校生と大学生の子供達がいるよ!
子供達が小さい頃もいろいろ悩みがあって、いろんな本を読んだなあ。もう大きいから、大半の育児本は該当しなくなってきた。思春期とか進学に向けてのものを最近は手に取るな。
特に最近興味が出てきたのが犯罪心理学!先月全くブログをアップしていない時にも2冊程読んだんだが…もう図書館に返却しちゃった。
子育ては4タイプ
この本では、子育てのタイプがわかりやすく4タイプに分けて説明されていた。
・過保護型
・甘やかし型
・高圧型
・無関心型
育児で一見して分かりやすいのは「無関心型」だろうか。明らかに子供を放置している、ネグレクト系。
他の型は子供をちゃんと育てているという事実はあるから、周りには気づきにくいだろう。
読んでいると、自分にもギクっとするところもいくつか出てくる。
子育てって何て難しい!!
最近本当によくこれを思う!正解が無く、個性によるものがあったりして子供それぞれで対応が違う。
放棄したくてもできないし、やり直すこともできない。少子化が進むのもわかる。
自分の子供達にも、子供はいいよ~ぜひ産んで~とか言えない!
各子育てタイプが、事例と一緒に説明されていて、とても読みやすい本だった。幼児~高校生位までどの世代が読んでも勉強になる1冊。
最後には各タイプごとのチェックリストがついている。著者も書いているが、チェックしてタイプを判定するのではなく、自分がチェックがついた場合その点をよく考え、夫婦であれば話し合うことに利用して欲しいとある。
犯罪心理学者である著者が、どういう育ち方をした子供が犯罪を犯しやすいのか、体験を元に説明してあって、1回ではなくじっくり読み直そうと思っている。
個人的に育てるのが難しいのは男の子
なぜ犯罪心理学に最近興味が出たかというと、高校生の長男の反抗的な態度。
反抗期は早めに終わった感じなのだが、ガミガミ言うと当然反抗する。よく考えると犯罪者って男が多いよな~って思ってw。
ニワトリの息子は図体がでかい。180センチ位あって、スポーツもしてるからがっちりもしてる。
こいつが犯罪者になったら大変だ…!と思ったのだ。
性別が違うからなのか、特に心理がわからなくて扱いにくい男の子。かわいい息子ではあるが、活動範囲も一番広くて一番叱る機会がある。他2人が女の子だから余計に思うのか。
別に犯罪しそうなわけではないよ!22時には寝てしまうし、携帯もちゃんとリビングに置いておく良い子なのだ。友達と出かけたり、毎日部活で臭かったりする普通の勉強嫌いな男子高校生。
親は健全な精神で社会に出て欲しいのだ。
もうすぐ完全に手が離れるだろうから、それまでにできることをしたい。
もちろん娘もね!長女はもう県外だから、中学生の方。
子育て後半戦、老後を最近より意識するニワトリだった。
